1810980099 川上涼香

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国際地域学科卒業論文(2000年 1月提出) 要旨 指導教員:中挟 知延子助教授

おすすめ観光Webによる地域情報の共有と再利用

1810980099 川上涼香

<論文構成>

目次

1 はじめに

2 XML

3 JSP

4 「おすすめ観光Web」システム

4.1 システムの構成

4.2 観光情報XML

4.3 システムの特徴

5 システムの使用例:「群馬の水郷」

6 関連事例

7 まとめと今後の課題

参考文献

<要約>

インターネットが世の中に普及す るようになり、その勢いはますます加速の一途をたどってい

る。急速に進む情報化の中で地域社会も徐々に対応しつつあり、現在ホームページによる情報公

開はあたりまえの事となっている。本研究では、地域の情報化を進めていく上で障害となるさま

ざまなことがらの中で、異なる組織間でのデータの統合と加工方法に焦点をあてている。本来、

ひとつの組織だけに限定された情報 を個別に公開するよりも、広域情報としてボーダレスに発信

する方が、情報の受け手であるユーザにとっては有用なものになる。そこで本研究では、近隣地

域を対象にした「おすすめ観光Web」システムを開発し、住民へのボーダレスな広域情報の提供

と、発信する組織間での情報の共有と再利用を試みている。

本システムの特徴は、広域情報の表現手段にXMLを用いた点である。XMLは、現在インター

ネット上での情報交換における汎用のデータフォーマットとなりつつあるマークアップ言語であ

る。XMLではDTDというXMLを記述する定義ファイルを共有すれば、複数のXMLをあたか

も一つの統合されたデータとして扱 うことができる。システムでは、観光スポット、飲食、交通

のそれぞれ異なった組織や個人が提供する情報をXMLで表現している。

Webアプリケーションである本システム では、動的にホームページを生成する手段としてJSP

(Java Server Pages)を採用している。JSPのコードの中にJavaプログラムをコンポーネント





として埋め込み実行させることで、システムのロジック部分をJavaに任せ、ユーザインタフェ

ースとしてのHTML タグの記述との分離が可能になり、後々のメンテナンスが容易な構成を実現

している。図 1に「おすすめ観光Web」システムの構成を示す。

図1 おすすめ観光

Web システムの構成

システムの今後の課題としては、観光客が自分の所に立ち寄った際のアンケートから得た情報

を客の数、年齢層、経路、回ったスポットなどで分析し、これらの情報により、地域活性化に向

けての戦略に役立てることを考えて いる。具体的には連想ルールなどの手法を用いて分析するこ

とを予定している。連想ルールはデータマイニングで用いられる手法であり、"AとBが成り立つ

ならばCが成り立つ "といったような、集められたデータに潜むルールを発見するものである。こ

こで対象となっている観光情報にあ てはめるのであれば、「A公園に立ち寄った 20 代の若者が、B

駅でレンタサイクルを使うことはx %の信頼度とy%の支持率で言える」ようなルールを導き出す

ことを狙っている。

現在全国の自治体はWeb上でさまざまな情報公開サービスを はじめている。筆者が属する地域

情報研究会で行った全国自治体アンケートの調査結果からもわかるように、今後一層、公共施設

ネットワークをはじめ、観光ネットワークの強化が図られるであろう。さまざまな組織からの情

報を統合し、日々更新される情報のメンテナンスを行っていく上で、本システムの事例でも示し

たように、XMLはそれを操作するプログラミング環境も含めて大きく貢献していくものと考えら

れる。

おすすめ観光コース

観光コース作成

モジュール

飲食店情報

交通情報

観光スポット

情報

情報の送り手である

地域のさまざまな

組織

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