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資料No. 2
柏崎刈羽原子力発電所7号機
地震応答解析における配管系解析の
修正について
平成20年4月24日
東京電力株式会社


1
JNES地震応答解析結果との差異について
Ñ 第7回SWGにおいてJNESの解析「柏崎刈羽原子力発電所7号機
新潟県中越沖地
震に対する機器の地震応 答解析状況について」と本評価の解析結果に差異を確認
主蒸気隔離弁
原子炉格納容器
貫通部
原子炉圧力
容器
主蒸気逃がし
安全弁
最大応力発生点
原子炉格納容器
貫通部
原子炉圧
力容器
最大応力
発生点(A)
原子炉圧
力容器
z 残留熱除去系配管
z 主蒸気系配管
最大応力
発生点(B)
算出値
(MPa
許容応力

A
S(MPa
最大応力
発生点
WG報告値
134
JNES
159
281
同じ
A
274
199
WG報告値
最大応力
発生点
許容応力

A
S(MPa
算出値
(MPa
B
255
JN ES


2
配管系解析手法の一部不備について
Ñ 本評価の解析手法のチェック
⇒配管分岐部に対する自重モーメント算出過程の数値処理に不備を確認
汎用解析コード(SAP)による配
管のスペクトルモーダル解析
SAP解析結果
(各評価点におけるモーメント)
分岐部における自重モーメント
の符号変更処理
今回の不備に
関わる部分
配管応力評価プログラム
計算結果(応力値)


JSME設計建設規格による分岐部応力の計算方法
3
Ñ 分岐管一次応力=内圧による応力+分岐管側の応力+主管側の応力
Zr
M
B
Z
M
B
t
PD
B
S
ar
r
b
ab
b
prm
2
2
0
1
2
+
+
=
地震やその他機械的荷重による応力も
第2項,3 項と同様に計算(ここでは省略)
分岐管の自重
による応力
主管の自重
による応力
内圧によ
る応力
9 モーメントには自重,地震慣性力,その他機械的荷重によるものがあり,自重のみ符号をもつ
9 主管側の応 力は,分岐部に隣接する主管側の各モーメントの符号により以下のように扱う
①主管側の 2つのモーメントが同符号の場合 ⇒M
ar
=0
②主管側の 2つのモーメントが異符号の場合 ⇒M
ar
=絶対値の小さい方
主管
分岐管
+100
+200
-300
主管のモーメントが異符号の場合:M
ar
=100
主管
分岐管
-100
+300
-200
主管のモーメントが同符号の場合:M
ar
=0
合計 300の大き
さのモーメントで
つりあっており,
全てのモーメント
が分岐管に作用
し,主管には 0と
して評価
合計 300の大き
さのモーメントで
つりあっており,
枝管に 200のモー
メントが作用して
いるため主管に
は100 として評価


配管系解析の流れと今回の分岐部に係る不備の説明
4
Ñ 分岐部まわりの主管に発生するモーメントの符合の扱い
(分岐管は右曲がり,
主管は下に凸状態)
解析モード(SA
解析モード(SA
P)による符号
P)による符号
の扱い
JSME設計建
JSME設計建
設規格による
設規格による
符号の扱い
の扱い
符号の扱い
主管の 2つのモーメントは異符号
⇒M
ar
=絶対値の小さい方
右モーメントの符号を反転
事象は同じ
モーメントの
符号の考え
方が違うだけ
(SAPによる解析後に必要な処置)
主管
分岐管
+100
+200
-300
主管
分岐管
+100
+200
+300
主管
分岐管
100
200
300
下に凸な場合は+
(材料力学での曲げモー
メント図と同じ考え)
(例)
主管の 2つのモーメントは同符号
⇒M
ar
=0
主管モーメント
:M
ar
=100
分岐管モーメント:M
ab
=200
(誤)
今回の
計算
主管モーメント
:M
ar
=0
分岐管モーメント:M
ab
=200
(正)


5
主蒸気隔離弁
原子炉格納容器
貫通部
原子炉圧力
容器
主蒸気逃がし
安全弁
最大応力発生点
原子炉格納容器
貫通部
原子炉圧
力容器
最大応力
発生点(A)
原子炉圧
力容器
z 残留熱除去系配管
z 主蒸気系配管
最大応力
発生点(B)
分岐管詳細
配管系算出値の修正について(1
/4)
算出値
(MPa
許容応力

A
S(MPa
最大応力
発生点
WG報告値
134
JNES
159
修正値
136
281
同じ
A
274
199
WG報告値
B
239
修正値
B
255
JNES
最大応力
発生点
許容応力

A
S(MPa
算出値
(MPa


6
配管系算出値の修正について(2/4)
分岐部モー
メント修正
修正前算
出値(MPa
修正後算
出値(MPa
評価基準
値(MPa
備考
136
92



73
199
205
評価点A
239






主蒸気系

134
281
評価点の変更無し
給水系

92
274
評価点の変更無し
原子炉冷却材浄化系

89
274
放射性ドレン移送系

68
188
制御棒駆動系

153
283
ほう酸水注入系

73
132
残留熱除去系

177
274
評価点B
原子炉隔離時冷却系

94
182
高圧炉心注水系

96
220
燃料プール冷却浄化系

50
188
非常用ガス処理系

32
214
可燃性ガス濃度制御系

51
211
不活性ガス系

81
201
z 分岐部の自重モーメント修正が必要な配管系4ライ ンについて修正(青字⇒赤字に修正)
9 残留熱除去系配管以外は大きな変更無し
評価点:評価基準値に対して算出値が大きくなる箇所


7
配管系算出値の修正について(3/4)
最大応力
発生点(A)
最大応力
発生点(B)
主管
主管(鉛直管)の仕様
主管(鉛直管)の仕様
9 約8mの鉛直配管
9 重量を支持するサポートは分岐部にあるの
みで鉛直部にない
9 当該配管には鉛入り保温が付属
9 分岐部における自重による影響が大きく,
主管に発生するモーメントM
ar
も大きくなる
 (主管のモーメントも考慮するところを,主管
による 2つのモーメントが同符号として扱わ
れM
ar
=0 となっていた)
自重を支持
するサポート
自重は支持
せず
z 残留熱除去系配管にて大きく値が変わる理由
分岐管


8
配管系算出値の修正について(4/4)
z 残留熱除去系配管の疲労評価への影響
9 疲労評価点のレデューサは分岐部でないため
値は変わらない
9 他の分岐部で修正が生じても本評価点が疲労
評価で厳しいことに変わりはない
US(地震荷重による疲れ累
積係数)
評価点
U (運転状態Ⅰ
およびⅡにおけ
る疲れ累積係数)
中越沖地震によ
る繰返し回数
US
21回
U+US
0.1061
0.0153
レデューサ
0.1214
疲労評価点
主管
分岐管
当該箇所は分岐部
でないため変更なし
地震荷重のみによる
評価であるため変更
無し

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