シク ロスポ リン-
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*
468570/R2
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体外診断用医薬品
*2009年 9月改訂(新様式第1版)
*
*
自己認証番号 12A2X00009000038
シクロスポリンキット
TM
シク ロスポ リン-
Ⅱ
・ダイナパック®
【全般的な注意】
1.*本製品は体外診断用であり、それ以外の目的に使用しないこと。
2.*診断は、他の関連する検査結果や臨床症状等に基づいて総合的に判断すること。
3.*添付文書に記載された使用方法に従って使用すること。本添付文書に記載された*
使用方法および使用目的以外での使 用については、測定結果の信頼性は保証しない。
4.*本測定で使用する試薬類には、ヒト由来成分が含まれているものがあり、感染の危険*
があるので感染性のあるものとして 取り扱うこと。詳細は、【形状・構造等(キット
の構成)】または【用法・用量(操作方法)】を参照のこと。
5.*本測定で使用する試薬類には、保存剤としてアジ化ナトリウムが含まれているもの
がある。誤って目や口に入れたり皮膚に付着した場合には、水で十分に洗い流す等
の応急措置を行い、必要があれば医師の手当て等を受けること。詳細は、【形状・構
造等(キットの構成)】または【用法・用量(操作方法)】を参照のこと。
6.*使用する機器の添付文書および取扱説明書をよく読んでから使用すること。
7.*本添付文書中の薬剤に関する記述の中には、海外での情報が含まれている。日本に
おける最新の薬剤の効能・効果等は、薬剤の添付文書等を参照のこと。
8.*本測定に用いる試薬類(試薬パック、キャリブレータ、コントロール、除蛋白剤、
溶解剤)と、弊社の他のシクロスポリン測定用試薬類との間には互換性がない。
9.*測定法の異なるキットから得られたシクロスポリン測定値は、測定原理および試薬
の特異性の違いにより、本キットによる測定値との互換性は無い。測定結果を医師
に報告する際は、測定に用いた試薬キットも合わせて報告すること。
【形状・構造等(キットの構成)】
○*試薬パック
・*試薬P
(*主な含有物:TRIS緩衝液、界面活性剤 保存剤:アジ化ナトリウム)
・*試薬S
抗シクロスポリンマウスモノクローナル抗体
(*他の含有物:クエン酸緩衝液、タンパク質安定化剤(ヒツジ由来)
*保存剤:アジ化ナトリウム)
・*試薬T
蛍光標識シクロスポリン
(*他の含有物:リン酸緩衝液、界面活性剤、タンパク質安定化剤(ウシ由来)
*保存剤:アジ化ナトリウム)
【使用目的】
全血中のシクロスポリンの測定
【測定原理】
Fluorescence*Polarization*Immunoassay*(FPIA)*法
【操作上の注意】
(1)測定試料の性質、採取法
・*検体には、EDTAまたはヘパリン入りの採血管に採取した全血を使用すること。採血*
管の使用に際しては、採血管の製造元の取扱説明書に従うこと。
*注意: 保存の際、ヘパリン入りの採血管内では全血が微小な血餅を形成することが
ある*。この血餅は検体の正確な分注に影響を与える可能性がある。
・*検体の採取は投与直前(トラフ)に行うこと。
・*輸送に際しては感染性物質に対応した包装、表示を行うこと。
・*EDTA入りの採血管に採取した測定前の検体は、2~8℃で 28 日間まで保存するこ
とができる(回収率 85~102%、シクロスポリン濃度 132~244*ng/mL)。
・*28 日間以内に測定を行わない検体は凍結保存すること( - 10℃以下:回収率 90~
115%、シクロスポリン濃度 99~320*ng/mL)。正しい測定結果を得るため、検体
は融解後十分に混和する。凍結融解の繰り返しは避ける。
・*37℃で 3日間保存した後、さらに 2~8℃で 10 日間保存した検体を測定した場合、
0 日目の測定結果(シクロスポリン濃度 132~ 359*ng/mL)と比較した回収率は
90~98%であった。
・*検体を機器にセットする前に、除蛋白剤および溶解剤を用いて検体の前処理を行うこ
と 。検体、キャリブレータ、コントロールの前処理の方法については、【用法・用量
(操作方法)】 3. サンプルの前処理を参照のこと。
・*蒸発濃縮の影響を最小限にするため、すべての前処理済みサンプルはスタット測定
すること。
注意: ソフトウェアバージョン 3.0 以降の機器には自動再測定 /自動希釈機能が付
いているが、サンプルを前処理する必要があるため、この機能は使用しない
こと。
・*すべての前処理済みサンプルについて泡の有無を確認すること。測定前に泡を取り
除くこと。
・*サンプルカップの縁や側面に、前処理したサンプルの液滴が付かないようにすること。
・*明らかな微生物汚染や凝血が認められる検体は使用しないこと。
・*キャリブレータ、コントロールは、使用前に穏やかに転倒混和すること。
(2)妨害物質・妨害薬剤
干渉物質
次に示した各濃度の物質をヒト血液 またはヒト血液成分に添加し、測定値に与える
影響を検討したところ、影響は 10%未満であった。
物 質
濃 度
ビリルビン
40 mg/dL
ヘモグロビン
20g/dL
トリグリセライド
3g/dL
総タンパク質
2.8 および13g/dL
・*10 例の移植患者検体を用いた予備的 in vitro 試験では、トリグリセライドが測定値
に与える影響は 12%未満であった。ヘマトクリットによる干渉は評価しなかった。
内因性物質
200*ng/mLのシクロスポリンを含むヒト血液成分に、シクロスポリンの代謝物※で*
ある AM1(M17)、AM1cb(M18)、AM4N(M21)、AM9(M1)、AM19(M8)を次に*
示した濃度になるよう添加した。
これらの代謝物との交差反応性は次の通りであった。
代謝物※
添加濃度
(ng/mL)
シクロスポリン存在下の
平均交差反応性(%)
SD
AM1(M17)
500
6.9
1.1
AM1cb(M18)
250
NS※※
AM4N(M21)
250
NS※※
AM9(M1)
250
10.8
2.2
AM19(M8)
250
NS※※
10 例の移植患者検体を用いた予備的 in vitro 試験では、1000*ng/mLとなるように
AM1 を添加した場合の平均交差反応性は 6.1%(0.1~11.1%)、500*ng/mLとなる
ようにAM9 を添加した場合の平均交差反応性は 14.3%(9.7~19.1%)であった。
*
代謝物検体の測定値*-*コントロール検体の測定値
交差反応性(%)*=
*
*
×100
*
代謝物の添加濃度
※ **代謝物の名称は、「Consensus*document:Hawk's*Cay*meeting*on*therapeutic*
drug*monitoring*of*cyclosporine」2 で推奨されたものを用いている。括弧内は、
代謝物の旧名称を示す。
※※**NS:有意差なし。交差反応性(%)の平均値は、300*ng/mLにおける測定内再現性*
(CV5%)以下であった。
薬剤
次に示した薬剤を、ヒト血液成分に 100μg /mLの濃度まで添加して測定した結果、
感度(16.5*ng/mL)未満であった。
N-アセチルプロカインアミド
アミカシン
硫酸アミカシン
アムホテリシンB
アンピシリン
Apresoline
アザチオプリン
カルバマゼピン
セファロスポリン
クロラムフェニコール
シメチジン
ジギトキシン
ジゴキシン
ジソピラミド
エリスロマイシン
エトスクシミド
フロセミド
硫酸ゲンタマイシン
カナマイシンA
硫酸カナマイシンB
ケトコナゾール
リドカイン
リンコマイシン
メトトレキサート
メチルプレドニゾロン※
ミコフェノール酸※
硫酸ネオマイシン
オキシトシン
ペニシリンV
フェノバルビタール
フェニトイン
プラゾシン
プレドニゾン※
プレドニゾロン※
プリミドン
プロカインアミド
プロプラノロール
硫酸キニジン
リファンピン
シロリムス※※
スペクチノマイシン
ストレプトマイシン※
タクロリムス※
トブラマイシン
トカイニド
トリアムテレン
バルプロ酸
ベラパミル
※ *1*mg/mLまで測定
※※*500*ng/mLまで測定
(3)その他
本キットは、AxSYM*アナライザーの試薬である。
*
【用法・用量(操作方法)】
(1)試薬の調製方法
各試薬はそのまま用いる。
(2)必要な器具・器材・試料等
・*AxSYM*シクロスポリン-Ⅱ補助試薬(AxSYM*Cyclosporine*Reagent*Accessories)
(製品番号:3B36-19)
・*除蛋白剤(PRECIPITATION*REAGENT):1 ビン(33*mL)
(*主な含有物:硫酸亜鉛溶液、メタノール、エチレングリコール)
・*溶解剤(SOLUBILIZATION*REAGENT):1 ビン(5*mL)
(*主な含有物:水、界面活性剤 保存剤:アジ化ナトリウム)
・*AxSYM*シクロスポリン-Ⅱ・キャリブレータ
(*AxSYM*Cyclosporine*Standard*Calibrators)(製品番号:8K18-01)
:6 ビン(A:10*mL、B-F:各 4*mL)
(*主な含有物:ヒト血液成分(HBs抗原陰性、HIV-1*RNA陰性またはHIV-1 抗原
陰性、HCV抗体陰性、HIV-1/HIV-2 抗体陰性)、シクロスポリンA
*保存剤:アジ化ナトリウム)
濃度
キャリブレータ
(ng/mL、μg/L)
(nmol/L)
A
0
0
B
40
33.2
C
100
83.1
D
200
166.2
E
400
332.3
F
800
664.7
・*AxSYM*シクロスポリン-Ⅱ・コントロール(AxSYM*Cyclosporine*Controls)
(製品番号:8K18-10):各 4*mL 3 ビン
(*主な含有物:ヒト血液成分(HBs抗原陰性、HIV-1*RNA陰性またはHIV-1 抗原
陰性、HCV抗体陰性、HIV-1/HIV-2 抗体陰性)、シクロスポリンA
*保存剤:アジ化ナトリウム)
濃度
管理範囲
コントロール (ng/mL、μg/L)(nmol/L)(ng/mL、μg/L)(nmol/L)
L
70
58.2
*51*- 89
*42.4*-*73.9
M
300
249.2
*250*- 350
*207.7*-*290.8
H
600
498.5
*465*- 735
*386.3*- 610.7
・*本キットの測定結果の単位の初期設定はng/mLであるが、μg/Lまたはnmol/L
を選択することも可能である (アッ
セイパラメータ 45)。μg/Lを選択すると、
AxSYM*アナライザーにより係数 1.0 を用いて変 換される。nmol/Lを選択すると、
機器により係数0.830820 を用いて変換される。
・*AxSYM*希釈緩衝液(製品番号:8A46)
(*主な含有物:リン酸緩衝液 保存剤:アジ化ナトリウム、抗菌剤)
・*AxSYM*プローブ洗浄液(製品番号:9A35)
(*主な含有物:2%水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAH))
・*AxSYM*サンプルカップ
・*AxSYM*反応キュベット
・*指定されたキャリブレータ、コントロール、検体の量を正確に分注できる精密なピ
ペットおよびピペットチップ
・*溶解剤 50μLおよび除蛋白剤 300μLを正確に分注できる精密な連続分注ピペット
・*2.5*mLおよび5.0*mLの連続分注ピペット用ピペットチップ
・*マイクロ遠心器
(3)測定(操作)法
免疫蛍光分析装置「AxSYM*アナライザー」を使用する。
1)**キャリブレータ(別売品)150μLに溶解剤(別売品)50μL及び除蛋白剤(別売品)
300μLを加え、遠心分離を行う。
2)*1)の上清 50 μLと試薬S*17.7μL、試薬T*25μL及び試薬P*17.7μLを反応させる。
3)**反応後、蛍光偏光度(測定波長 525~550*nm)を測定する。
4)**検体についても、キャリブレータと同様に、1)~3)の操作を行い、蛍光偏光度を
測定し、3)で作成された標準曲線から、検体中のシクロスポリンの量を求める。
(参考)機械側から見た操作法
注意:
・*サンプルの調製方法については、3. サンプルの前処理を参照のこと。
・*正しい測定結果を得るために、機器の取扱い説明書に従って日常的なメンテナンス
を行うこと。施設の規定がより頻繁なメンテナンスを定めている場合、当該施設の
手順に従うこと。
1.アッセイファイルのインストール
初めて測定を行う前に、TDMアッセイディスク(製品番号:3D 53-05 以降)から
シクロスポリン -Ⅱ・ダイナパック用のアッセイファイルを機器にインストー
ルすること。インストールの手順については、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
2.アッセイパラメータ
本キットで用いるパラメータの初期 設定を次に示す。変更可能なパラメータには(>)
の記号が付いている。これらのパラメータの表示および変更の手順については、使用
する機器の取扱説明書を参照のこと 。アステリスク(*)の付いたパラメータは、パラメー
タの画面表示を参照のこと。パラメータを印刷する場合は、* PRINT *を押す。
Assay Parameters
*Long Assay Name (English): Cyclosporine
6
Abbrev Assay Name (English): Cyclo
**Assay Number: 693
**Assay Version: *
*3
Calibration Version: *
*4
Assay File Revision: *
*5
Assay Enabled > ON
*7
Assay Type: FPIA
*8
Standard Cal Reps > *
*9
Master Cal Reps > 0
**Cal A Concentration: 0.0
**Cal B Concentration: 40.0
*3
Cal C Concentration: *00.0
*4
Cal D Concentration: *00.0
*5
Cal E Concentration: 400.0
*6
Cal F Concentration: 800.0
43
Default Dilution Protocol > UNDILUTED
44
Default Calibration Method > Standard Cal
45
Selected Result Concentration Units > ng/mL
46
Selected Result Decimal Places > *
6*Blank I-Max background intensity: 30000.0000
63
Min Tracer-Min net intensity: *0600.0000
73
Low Limit-Normal/Therapeutic Range lower limit > *
74
High Limit-Normal/Therapeutic Range upper limit > *
75
Low Limit: > **.8
76
High Limit: > 8000.0
9*Low Range Undiluted: *
9*High Range Undiluted: *
注:パラメータ 43、44 は変更できない。
注:パラメータ 45の測定単位は、μg/Lまたはnmol/Lに変更可能である。
注: 異常上限値および下限値フラグを表示する基準値を示すパラメータ 75 および
76 は、測定に特有なものであり、変更してはならない。
*結果を報告する前にフラグが付いた結果を確認するために、ジェネラルコンフィ
ギュレーションパラメータの "Release*Mode"を"Manual"または"Hold"に設
定しておくこと。機器の操作手順についての詳細は、使用する機器の取扱説明
書を参照のこと。"Release*Mode"が"Automatic"に設定してある場合は、結果
を報告する前に Flag*Code欄を確認すること。
*機器の操作手順についての詳細は、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
注意:本キットの測定には、自動検体再測定機能を使用しないこと。
3.サンプルの前処理
・*本キットを用いて機器で測定を行う前に、サンプル(キャリブレータ、コントロール、
検体)の前処理を行う必要がある。除蛋白剤、溶解剤の分注には精密な連続分注ピペッ
トを使用すること。また、正確に較正された器具を使用すること。
(1)*サンプル(キャリブレータ、コントロール、検体)を 15~30℃に戻し、穏やか
に転倒混和する。泡が測定結果に影響を与える可能性があるので、過度に撹拌し
ないこと。泡が生じた場合には、泡が消えてから前処理を行う。
(2)*各サンプルの分注には毎回新しいピペットチップを用いる。適切な表示をした遠
心器用チューブの底に各サンプル 150μL を正確に分注する。同じサンプルを別の
遠心器用チューブに分注する場合も 、ピペットチップを再使用しないこと。
(3)*精密な連続分注ピペットで、溶解剤 50μL を正確に分注する。溶解剤を分注する
前に、泡を取り除いて適切な廃棄物容器に廃棄する。溶解剤 50μLを各遠心器用
チューブに分注する。このときピペットの先端をチューブ壁につけ、ピペットの
プランジャーが止まるところまで押すようにする。
(4)*精密な連続分注ピペットで、除蛋白剤 300μLを正確に分注する。除蛋白剤を分注
する前に、泡を取り除いて適切な廃棄物容器に廃棄する。除蛋白剤 300μLを各遠
心器用チューブに分注する。このときピペットの先端をチューブ壁につけ、ピペッ
トのプランジャーを止まるところま で押すようにする。すべての検体に除蛋白剤
を添加した後、直ちに遠心器用チューブのキャップを閉める。
*注:*除蛋白剤は非常に揮発しやすいので、使用しない時は蓋を固く閉めて保存し、
蒸発しないようにする。
(5)*遠心器用チューブをボルテックスミキサーで 10 秒以上撹拌する。各遠心器用
チューブの内容物が均質な混合物に なっていることを確認すること。均質でない
場合、さらにボルテックスミキサーで撹拌する。
*注:*除蛋白剤を添加後、直ちにボルテックスミキサーで撹拌すると、短時間で均
質な混合物が得られる。
(6)*遠心器用チューブを 9500×g以上で最低 5 分間、もしくは上清が澄明となり、
タンパク質が完全に沈殿するまでマイクロ遠心器を用いて遠心分離する。遠心を
開始する前に、遠心分離中にロータのバランスが保たれるように、ロータ内に遠
心器用チューブが均等に入っていることを確認する。
*注意:*遠心分離の時間が短いと、測定に必要な量の検体(測定には上清 184μLが
必要)が得られなかったり、不溶物が残っていて正確な分注ができない可
能性がある。
3
(7)*遠心分離が終了し、タンパク質の沈殿物を確認したら、各上清を相当するサンプ
ルカップにデカントする。
・*上清の最後の 1滴のデカントは注意して行うこと。遠心器用チューブをサンプルカッ
プのチューブ壁につけて軽く叩き、沈殿物のみが遠心器用チューブの円錐形の部分
に変形せずに残るまで上清を移す。
・*上清がサンプルカップの縁や側面に付いていないことを確認する。
・*蒸発濃縮の影響を最小限にするため、上清をサンプルカップにデカントした後は直
ちにスタットモードで測定する。測定終了後は、残っている前処理済みのサンプル
をすべて廃棄する。本測定は再オーダーすることはできない。再測定する際には、
再度検体の前処理を行う。
・*検体を遠心分離後、上清をデカントし機器に入れるまでに、キャップを閉めた遠心
器用チューブは、15~30℃で最長 4 時間まで保存可能である。
4.検体、キャリブレータおよびコントロールの分注量
・*検体、キャリブレータ、コントロールの必要量および取扱いの説明については、3. サ
ンプルの前処理を参照のこと。
・*シクロスポリンの測定は必ずスタット測定で行うこと。本測定を 1 回実施するため
に必要な前処理済みのサンプルの量は 184μL である。スタット測定でサンプルカッ
プを使用する場合の最少検体量は、機器によって算出され、測定をオーダーした際に、
オーダー画面に表示される。本測定では、自動再測定機能を使用しないこと。
5.測定法
・*キャリブレーションおよび検体の測定の手順の詳細については、使用する機器の取
扱説明書を参照のこと。
・*システム内での検体の蒸発濃縮の影響を最小限にするため、本キットの測定は必ず
スタット測定で行うこと。
・*測定を行う前に、オーダーステータス画面を確認すること。オーダーステータス画
面でpendingになっているスタット測定およびキャリブレータの測定数を確認する。
pending となっているスタット測定、キャリブレータおよび目的とするシクロスポ
リン測定の測定数の合計が、60 テストを超えてはならない。
*pendingのスタット測定+pendingのキャリブレータ
+目的とするシクロスポリン測定≦60
・*測定は、サンプルカップに上清をデカントした直後に行うこと。測定終了後は、残っ
ている前処理済みの検体をすべて廃 棄する。測定は再オーダーすることはできない。
再測定する際には、再度検体の前処理を行う。
・*測定をオーダーする前に、希釈緩衝液が十分セットされていること、廃物コンテナ
および廃液ボトルに余裕があることを確認する。
・*オーダーリストレポートには、オーダーしたすべての測定について、サンプルの位
置情報とサンプルカップでスタット測定する場合の最少サンプル量が記載される。
サンプルをサンプルラックにセット する際には、このレポートを参照のこと。
注 : 本キットの測定では、機器のホストオーダークエリー機能を使用することはで
きない。
注意:機器の操作を行う際は、必ず次の事項を確認すること。
・*サンプルラック、試薬パック、反応キュベットをセットまたは取り外す際には、
システムステータスが "WARMING"、"PAUSED"、"READY"、"STOPPED"のい
ずれかであることを確認すること。
・*機器のモーターがホーム位置に戻る際に、"Error*Code*5066*Matrix*cell*not*
detected,*trap*door,*processing*center"*が表示される場合がある。FPIA*のみを
行う場合は画面上のOKを選択し、測定を続行する。
・*測定処理中は、ウエストセンタードアおよびプロセッシングセンターカバーを
開けないこと。測定中に開けた場合、すべての測定が停止するため、測定をや
り直さなければならない。
・*測定終了後、セットした試薬パックを最大限使用するために、試薬パックをサ
ンプリングセンターから取り外し、2~8℃で保存する。
6.検体の希釈
シクロスポリンの測定値が 800.0*ng/mL(HIGH*RANGE、アッセイパラメータ 92)
を超えた患者検体は、コード">800.0*ng/mL"と印刷される。この検体の濃度を測定
するには、マニュアルダイリューションを行う。
ダイリューションプロトコル
・*本キットの測定では、検体の自動希釈機能を使用することはできない。
マニュアルダイリューション
・*測定値が>800.0*ng/mLと表示された検体は、前処理の前に 2 倍希釈することがで
きる。検体 100μLにキャリブレータA100μLを加え、十分に混和する。泡が測定
結果に影響を与える可能性があるの で、過度に撹拌しないこと。泡が生じた場合には、
泡が消えてから前処理を行う。本キットで測定する前に希釈した混合液 150μLを除
去し、検体の前処理を行うこと。希釈した検体の測定値が本キットの感度より高くな
るように希釈すること。希釈した検体の測定結果に希釈倍率を掛け、最終的な検体の
濃度を算出すること。
検体濃度*=*測定結果*×*希釈倍率
*
検体量*+*キャリブレータAの量
希釈倍率*=
*
*
検体量
7.品質管理方法
キャリブレーション
・*本キットは、スタンダードキャリブレーション(6 ポイント)を行う必要がある。
・*スタンダードキャリブレーションを行うには、キャリブレータA、B、C、D、E、Fを各々
2重測定する。
・*キャリブレータの前処理は各濃度 1 本行い、これを 2 重測定する。
・*全濃度のコントロールを各 1 回測定し、キャリブレーションを評価すること。
・*一度、キャリブレーションの結果が機器に保存されると、その後は測定ごとにキャリ*
ブレーションを行う必要はないが、次の場合には再キャリブレーションを行うこと。
・*新しいロット番号の試薬パックを使用する場合
・*コントロールの測定値が管理範囲を外れている場合
・*次の場合は使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
・*キャリブレーションのセットアップ
・*再キャリブレーションが必要な場合
・*キャリブレーション結果の評価
・*機器は、キャリブレーションの結果が規定のパラメータ規格に適合しているかを確
認する。キャリブレーションの結果が規格を外れた場合は、エラーメッセージが表
示される。エラーメッセージに対する対処法およびキャリブレーションのパラメー
タ規格については、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
・*本キットのキャリブレーションが、次の規格に適合していることを確認する。
*a)*すべてのキャリブレータについてPERRが - 5.00~+5.00 の範囲内であること
*b)*RMSE:≦4.00
*c)*すべてのコントロールの測定値が管理範囲に入っていること
注 :*PERRおよびRMSEはガイドラインとしてのみ使用すること。コントロールの測
定値が管理範囲に入っている場合、キャリブレーションカーブは有効である。
品質管理
・*本キットの各測定日(24 時間)ごとに、全濃度のコントロールを各 1 回測定すること。
コントロールは、サンプルカローセルのどの位置にも設置可能である。
・*施設の精度管理手順が、より頻繁にコントロールを測定することを定めている場合、
当該施設の手順に従うこと。
・*最大限の累積時間まで測定できるように、同一ロットであっても試薬の性能を確認
するため、より頻繁にコントロールを測定することが必要となる場合がある。
・*コントロールの測定値が本添付文書に記載されている管理範囲に入っていることを
確認する。管理範囲については、(2)必要な器具・器材・試料等を参照のこと。
試薬の劣化判定
・*コントロールの測定値が管理範囲を外れている場合、試薬が劣化しているか、操作
に誤りがある可能性がある。得られた測定結果は無効な場合があり、再測定を必要
とする可能性がある。必要に応じて再キャリブレーションを行うこと。トラブル
シューティングについての詳細は、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
・*機器には各測定の精度管理として、Levey-Jennings*plotを作成する機能がある。使
用する機器の取扱説明書を参照のこ と。各施設の判断により、特定の精度管理基準
を適用することも可能である。
8.結果
計算
本キットでは、4PLC法を用いてキャリブレーションカーブが作成される。このキャ
リブレーションカーブはメモリに保 存され、コントロールおよび検体の測定値が算出
される。
単位の変換
・*本キットの測定結果の単位の初期設定はng/mLであるが、次の測定単位を選択する
ことも可能である
・*μg/Lを選択すると機器により係数 1.0 を用いて変換される。
(ng/mL)×(1.0)=*μg/L
・*nmol/Lを選択すると機器により係数 0.830820 を用いて変換される。
(ng/mL)×(0.830820)=nmol/L
フラグ
・*測定結果によっては、フラグ欄に情報が記載される場合がある。この欄に表示され
る可能性のあるフラグについての詳 細は、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
【測定結果の判定法】
注意: 臨床状態が複雑であったり、シクロスポリンの免疫抑制作用に対する感受性に
個人差が認められることから、シクロスポリンの至適全血中濃度を求めるには
種々の要件が必要である3 。投与量を調節する前に、各患者について十分な臨
床的評価を行うこと。医師は、これらの臨床評価に基づいて各患者別の範囲を
決定すべきである。各患者のシクロスポリンの全血中濃度を治療計画変更の唯
一の指標としないこと。
判定上の注意
・*自己免疫疾患患者の検体では免疫反応の場合、非特異的反応が起こりうるので測定
結果に基づく診断は他の検査や臨床症状等を考慮して総合的に判断すること。
・*他の検体測定と同様、シクロスポリンの測定値についても、臨床的評価およびその
他の診断方法から得られた情報と合わせて用いること。
・*マウスモノクローナル抗体を用いた製剤による診断または治療を受けた患者の検体
中には、HAMA(Human*Anti-Mouse*Antibodies:抗マウスヒト抗体)が含まれて
いる可能性がある。HAMAを含む検体をマウスモノクローナル抗体を用いたキット
で測定した場合、正しい測定値が得られない可能性がある
4,*5
。このような検体は本
キットで測定しないこと。
・*キャリブレータの濃度範囲(0
~ 800*ng/mL)は、ほとんどのサンプルにおけるシク*
ロスポリン濃度の正確な測定に適している。
4
・*ミクロソーム酵素活性を誘導または阻害する可能性のある薬物を投与中の患者では、
本キットによる通常のシクロスポリ ンの測定に加えて、薬物の生物学的変換や消失
の変化の有無を評価する上 で、HPLCデータによる補足が必要となることがある。
・*検体には、非常に高濃度の代謝物が含まれていることがある。これらの代謝物の交
差反応性は低いものの(【操作上の注意】(2)妨害物質・妨害薬剤参照)、高濃度で
存在する場合シクロスポリン濃度の測定結果に影響を与える可能性がある。このよ
うな患者のシクロスポリン濃度は、シクロスポリンのみを定量できる方法、例えば
HPLC法などを用いて確認すること。
・*詳細については、【操作上の注意】(1)測定試料の性質、採取法を参照のこと。
【性 能】
(1)再現性
再現性は、National*Committee*for*Clinical*Laboratory*Standards(NCCLS)プロトコ
ル*EP5-T26 に従って、コントロールL(70*ng/mL)、コントロールM(300*ng/mL)、
コントロール H(600*ng/mL)を用いて検討した。この検討において、CVは 12%未満*
であった。3 ロットの試薬のデータについて、5 施設、8 台の機器で測定した結果は次
の通りである。4 台は 4ヶ所の臨床施設、4 台は弊社に設置されている機器で測定した。
コントロールn
測定内再現性測定間再現性日差再現性総再現性
平均値SDCV (%)SDCV(%)SDCV(%)SDCV(%)
L
640
70.85.417.62.123.01.562.26.018.5
M
640 303.914.824.93.271.19.353.117.835.9
H
640 591.736.486.213.672.36.651.139.526.7
(2)回収率による正確性
70、300、600*ng/mLの濃度になるようシクロスポリンを添加したヒト全血を用い
て回収率の検討を行った。本キットを用いてシクロスポリン濃度を測定し、回収率(%)
を算出した。
添加濃度
(ng/mL)
平均値±SD
(ng/mL)
回収率
(%)
70
*
63.2*±**6.9
90.3
300
291.6*±*18.8
97.2
600
614.0*±*40.9
102.3
平均回収率:96.6%
10 例の移植患者検体を用いた予備的 in vitro 試験では、平均回収率は94.2%(範囲:
63.2~128.8%)であった。
(3)感度
分析感度は、95%の信頼度でゼロと区別できる最小濃度を表す。5 施設において 8 台*
の機器により 28回測定した結果から得られた分析感度は、平均 9.8*ng/mL、95%信頼
区間 3.2~16.5*ng/mLであった。
実効感度は、測定間CVが 20%以内のシクロスポリンの最小濃度を表す。シクロス
ポリン濃度が約 10~50*ng/mLの検体を用いて 4 例の全血シクロスポリンパネルを作
成した。各パネルごとに、本キット 2 ロットについて、3 台の機器を用いて実施した。
各パネルの測定間 CV(%)を求め、その値をそれぞれの濃度の平均値に対してプロッ
トした。最小 2乗法(Y*=*a+b/X)に基づいて、この適合曲線の最適モデルを設定した。
実効感度は 23.2*ng/mLと算出され、95%信頼区間は 21.1~26.0*ng/mLであった。
(4)測定範囲
・*最小検出感度は、分析感度として平均 9.8*ng/mL(95%信頼区間:3.2~*
16.5*ng/mL)、実効感度として 23.2*ng/mL(95%信頼区間:21.1~26.0*ng/mL)
であった。
・*測定上限は、800*ng/mLである。
(5)相関性
4施設のシクロスポリンによる治療を受けている患者 457 名から得た 754 例の全血
検体を用いて評価した。肝臓、腎臓または心臓の移植を行った患者から得た検体も含む。
結果を次に示す。各患者につき 1 検体を用いたデータの分析でも同様の結果が得られ
た。
1.本キットとHPLC法との比較
本キットをHPLC 法と比較、評価した。HPLC法のプロトコルは施設ごとに異なる。
Spearmanの相関係数を用いた Passing -Bablok線形回帰分析7 の結果を次表に示す。
(1)施設別の相関性(カッコ内は 95%信頼区間を示す)
n
傾き
切片
Spearman
相関係数
施設1
165
1.27
(1.20,*1.35)
4.50
( - 2.81,*11.53)
0.955
施設2
196
0.99
(0.93,*1.05)
14.75
(2.04,*25.09)
0.908
施設3
228
1.05
(1.01,*1.10)
21.46
(12.42,*28.04)
0.938
施設4
158
1.13
(1.08,*1.19)
10.89
(1.42,*19.94)
0.949
*合計
747※
1.08
(1.05,*1.11)
16.93
(12.26,*21.65)
0.931
(2)移植の種類別の相関性(カッコ内は 95%信頼区間を示す)
n
傾き
切片
Spearman
相関係数
心臓
192
1.08
(1.02,*1.14)
27.81
(17.48,*39.30)
0.904
腎臓
327
1.04
(1.00,*1.08)
18.11
(9.99,*24.71)
0.942
肝臓
228
1.16
(1.10,*1.23)
8.19
(0.88,*15.83)
0.927
合計
747※
1.08
(1.05,*1.11)
16.93
(12.26,*21.65)
0.931
※*7 検体はHPLCによる測定結果が得られなかったため、除外した。
測定方法の比較のためのBland -Altman8 プロット
n=747
差(本キット-HPLC)の平均値*=33.5*ng/mL、SD=43.03
本キットによる測定値が 800.0*ng/mLを超える場合、マニュアルダイリューション
により測定した。
5
2.本キットと
*シクロスポリン-SP・ダイナパックとの比較
(1)移植の種類別の相関性(カッコ内は 95%信頼区間を示す)
n
傾き
切片
Spearman
相関係数
心臓
194
0.82
(0.80,*0.85)
- 10.14
( - 18.10,* - 3.74)
0.974
腎臓
330
0.81
(0.79,*0.83)
- 2.80
( - 7.46,*1.62)
0.972
肝臓
230
0.81
(0.78,*0.83)
- 6.26
( - 10.64,* - 2.39)
0.973
合計
754
0.81
(0.80,*0.82)
- 4.95
( - 8.11,* - 2.12)
0.974
測定方法の比較のためのBland -Altman8 プロット
n=754
差(本キット - **シクロスポリン-SP・ダイナパック)の平均値*= - 57.4*ng/mL、
SD=37.09
本キットによる測定値が 800.0*ng/mLを超える場合および**シクロスポリン-SP・*
ダイナパックによる測定値が 1500.00*ng/mLを超える場合、マニュアルダイリュー
ションにより測定した。
(6)較正用の基準物質
キャリブレータは、社内標準品に基づいて調製されている。社内標準品は、シクロ
スポリン(USP)を重量法で測定し、各濃度に調製している。
【使用上又は取扱い上の注意】
(1)取扱い上(危険防止)の注意
・*注意:本キットの測定では、ヒト検体を取り扱う。検体は、HIV、HBV、HCV等の感
染の恐れがあるものとして取り扱う こと。本測定で使用する試薬類には、ヒト由来
および /または潜在的に感染性のある物質が含まれている。詳細は、【形状・構造
等(キットの構成)】または【用法・用量(操作方法)】を参照のこと。ヒト由来物
質または不活化微生物が完全に感染伝播しないことを保証する試験は知られていな
い。すべてのヒト由来物質は潜在的に感染性があると考えて、OSHA*Standard*on*
Bloodborne*Pathogens9 に従って取り扱うこと。感染性物質を含む、またはその疑
いがある物質については、バイオセイフティレベル 210、または他の適切なバイオ
セイフティ基準
11,12
を使用すること。検査にあたっては、感染の危険を避けるため、
専用の着衣、眼鏡、マスクおよび使い捨て手袋を着用し、また口によるピペッティ
ングは行わないこと。
・*試薬が誤って目や口に入った場合には、水で十分に洗い流す等の応急措置を行い、
必要があれば医師の手当て等を受けること。
・*AxSYMプローブ洗浄液は、2%水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAH)を含む。
取り扱う際には、安全眼鏡、手袋、専用の着衣を着用すること。皮膚や目に付着し
た場合、軽い刺激を感じることがある。付着した場合は、十分な量の水で洗い流す
こと。刺激が続く場合は、医師の診察を受けること。
・*本測定で使用する試薬類には、アジ化ナトリウムが含まれているものがある。詳細
は、【形状・構造等(キットの構成)】または【用法・用量(操作方法)】を参照のこ
と。アジ化ナトリウムを含む試薬類は、欧州連合(EU)指令では有害(Xn)に分類
される。該当する危険性に関する注意事項(R)および安全性に関する注意事項(S)
を次に示す。
R22*.................... 飲み下すと有害性がある。
R32*.................... 酸との接触により非常に毒性の強いガスが発生する。
S35*..................... 内容物および容器は適切な方法で廃棄すること。
S36*..................... 取り扱う際は専用の着衣を着用すること。
S46*..................... 飲み込んだ場合は、直ちに本キットまたはラベルを医
師に見せ、相談すること。
・*試薬P(前処理溶液)は、硫酸銅を含んでいる。欧州連合(EU)指令で該当する危
険性に関する注意事項(R)および安全性に関する注意事項(S)を次に示す。
R52/53*............. 水生生物に有 害性があり、水生環境中で長期悪影響を引き起こすおそ
れがある。
S35*..................... 内容物および容器は適切な方法で廃棄すること。
S61*..................... 環境中への放出を避けること。特記事項または製品安全データシート
を参照のこと。
・*除蛋白剤はメタノールを含み、欧州連合(EU)指令では有毒(T)および高可燃性(F)
に分類される。該当する危険性に関する注意事項(R)および安全性に関する注意
事項(S)を次に示す。
R11*............................ 強い引火性がある。
R23/24/25*............. 吸入、皮膚に接触、飲み下すと毒性がある。
R39/23/24/25*..... 毒性:吸入、皮膚に接触、飲み下すと非常に重度
の不可逆的影響の危険性がある。
R52/53*..................... 水生生物に有害性があり、水生環境中で長期悪影
響を引き起こすおそれがある。
S16*..................... 火気厳禁。禁煙。
S35*..................... 内容物および容器は適切な方法で廃棄すること。
S36/37/39*..... 取り扱う際は専用の着衣、手袋、眼鏡、マスク等を着
用すること。
S45*..................... 事故または気分が悪くなった場合は、直ちに医師に相
談すること(可能な場合ラベルを見せる)。
S61*..................... 環境中への放出を避けること。特記事項または製品安
全データシートを参照のこと。
(2)使用上の注意
・*使用期限を過ぎた試薬類を使用しないこと。
・*キット内または異なるキットの試薬を混ぜて使用しないこと。
・*同一のロット番号の試薬であっても試薬を注ぎ足すことはしないこと。
注意:除蛋白剤、溶解剤のボトルストッパーには、天然ゴムが使用されている。天然
ゴムはアレルギー性症状をまれに起こすことがある。
・*本キットの試薬は、泡の影響を受けやすいため、試薬をセットする前に泡の有無を
確認すること。詳細については、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
・*使用期限を過ぎた、または機器にセット後の累積時間が 336 時間を過ぎた試薬パッ
クは使用しないこと。
・*操作中の安全上および取扱い上の注意の詳細については、使用する機器の取扱説明
書を参照のこと。
・*試薬パック、キャリブレータ、コントロールは、2~8℃で保存すること(凍結し
ないこと)。試薬パックは 2~ 8℃の保管場所から取り出した後、すぐに使用可能で
ある。キャリブレータ、コントロールは、必ず 15~30℃に戻してから使用するこ
と。キャリブレータ、コントロールの使用の詳細については、【用法・用量(操作方
法)】 3. サンプルの前処理を参照のこと。キャリブレータ、コントロールの使用後は、
直ちに2~8℃の保管場所に戻すこと。
・*試薬、キャリブレータ、コントロール、除蛋白剤、溶解剤は、指示に従い保存し取り*
扱った場合、使用期限まで安定である。
・*試薬パックは、累積時間が最長 336 時間(例えば、8 時間シフトが 42 回)になる
まで機器にセットしておくことがで きる。最大限の累積時間まで使用するには、再
キャリブレーションが必要となる場 合がある。同一ロットであっても試薬の性能を
確認するために、より頻繁にコントロールを測定することが必要となる場合がある。
機器上での累積時間についての詳細 は、使用する機器の取扱説明書を参照のこと。
・*補助試薬(除蛋白剤、溶解剤)は、15~30℃で保存すること。
・*AxSYM*プローブ洗浄液、AxSYM*希釈緩衝液は、15~30℃で保存すること。
(3)廃棄上の注意
・*検体中にはHIV、HBV、HCV等の感染性のものが存在する恐れがあるので、廃液、使用*
済み器具などは次亜塩素 酸ナトリウム(有効塩素濃度 1,000*ppm、1 時間以上浸漬)
またはグルタルアルデヒド(2%、1 時間以上 浸漬)による消毒処理、あるいはオー
トクレーブ(121℃、20 分以上)による滅菌処理を行うこと。
・*試薬および器具等を廃棄する場合には、廃棄物の処理および清掃に関する法律、水質*
汚濁防止法等の規定に従って処理すること。
・*試薬類や検体が飛散した場合には、飛散した溶液を吸収剤で吸収し、飛散した場所
を洗浄液で拭き取った後、さらに 0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液などの適切な消
毒剤で拭き取ること。作業は適切な保護用具(手袋、安全眼鏡、実験衣など)を着
用して行うこと。
・*本測定で使用する試薬類には、保存剤としてアジ化ナトリウムが含まれているもの
がある。詳細は、【形状・構造等(キットの構成)】または【用法・用量(操作方法)】
を参照のこと。アジ化ナトリウムは、鉛管、銅管と反応して爆発性の金属アジドを
生成することがあるので、廃棄する場合には、大量の水と共に流すこと。
【貯蔵方法、有効期間】
貯蔵方法:*2~8℃に保存する。
有効期間:*11 箇月
*
使用期限は、外装に表示されている。
6
【問い合わせ先】
アボット ジャパン株式会社
カストマーサポートセンター
〒270-2214
千葉県松戸市松飛台 278
TEL 0120 - 031441
【製造販売業者の名称及び住所】
〒270-2214 千葉県松戸市松飛台 278
TEL 047(385)2211(代表)
©ABBOTT JAPAN CO., LTD. 2009
【包装単位】
シクロスポリン -Ⅱ・ダイナパック
○*試薬パック*
製品番号**8K18-88:100 回用
*・試薬P(ビン#2)*
*
4.3*mL*1 ビン
*・試薬S(ビン#1)*
*
4.6*mL*1 ビン
*・試薬T(ビン#3)*
*
10.5*mL*1 ビン
【主要文献】
1.*Potter JM, Self H. Cyclosporine A: Variation in Whole Blood Levels Related to In
Vitro Anticoagulant Usage. Ther Drug Monit 1986;8: 122-3.
2.*Consensus Document: Hawk's Cay Meeting on Therapeutic Drug Monitoring of
Cyclosporine. Transplant Proc 1990;22:1357-61.
3.*Cyclosporine Task Force. Critical Issues in Cyclosporine Monitoring: Report of the
Task Force on Cyclosporine Monitoring. Clin Chem 1987;33:1269-88.
4.*Primus FJ, Kelley EA, Hansen HJ, et al . "Sandwich"-Type Immunoassay of
Carcinoembryonic Antigen in Patients Receiving Murine Monoclonal Antibodies for
Diagnosis and Therapy. Clin Chem 1988;34:261-4.
5.*Schroff RW, Foon KA, Beatty SM, et al . Human anti-Murine Immunoglobulin
Responses in Patients Receiving Monoclonal Antibody Therapy. Cancer Res
1985;45:879-85.
6.*National Committee for Clinical Laboratory Standards. Evaluation of Precision
Performance of Clinical Chemistry Devices - Second Edition; Tentative Guideline.
NCCLS Document EP5-T2, Villanova, PA: NCCLS, 1992.
7.*Passing H, Bablok W. A New Biometrical Procedure for Testing the Equality of
Measurements from Two Different Analytical Methods. J Clin Chem Clin Biochem
1983:21:709-20.
8.*Bland JM, Altman DG. Statistical Methods for Assessing Agreement Between Two
Methods of Clinical Measurement. Lancet 1986; 307-310.
9.*US Department of Labor, Occupational Safety and Health Administration, 29 CFR
Part 1910.1030, Occupational Exposure to Bloodborne Pathogens.
10.*US Department of Health and Human Services. Biosafety in Microbiological and
Biomedical Laboratories , Fourth Edition. Washington, DC: US Government Printing
Office, May 1999.
11.*World Health Organization. Laboratory Biosafety Manual. Geneva: World Health
Organization, 1993.
12.*National Committee for Clinical Laboratory Standards. Protection of Laboratory
Workers from Occupationally Acquired Infections: Approved Guideline - Second
Edition . NCCLS Document M29-A2. Wayne, PA: NCCLS, 2001.
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