管理会計基礎 講義用ノート (神戸大学経営学部 ...
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管理会計基礎 講義用ノート (神戸大学経営学部教授 加登 豊)
8 戦略的コストマネジメント(3)
新製品開発のためのコストマネジメント
今回の講義内容の詳細については、
1 加登豊『原価企画:戦略的コストマネジメント』日本経済新聞社、1993年。
2 日本会計研究学会原価企画特別委員会 『原価企画研究の課題』森山書店、1996年、
3 吉田栄介『原価企画能力』中央経済社、2003年。
が参考になる。
☆ 新製品開発にあたって考慮すべきこと
(1) 魅力ある製品とは何か
① 品質
② 機能
③ 価格
④ 環境配慮
(2) 原価企画による組織能力の向上
① 問題発見・問題処理能力
② 情報収集・処理能力
③ スピード
④ コミュニケーション
⑤ 組織学習
⑥ 組織の弊害除去
⑦ よい職場と従業員満足
1 新製品開発に必要な知識
(1) マーケティング
(2) ファイナンス
(3) 人材開発・育成
(4) 開発組織体制
(5) 製品開発戦略
(6) Technology management
(7) 購買とサプライチェーン・マネジメント(SCM)
(8) 製造
(9) 販売
(10)製品保証・アフターサービス
(11)その他
2 原価企画 (target cost management, target costing) の基本的考え方
(1) 源流管理
(2) CSと納得価格
(3) コストと利益の作りこみ
3 原価企画のmagic formula
4 新製品開発の業務フロー
5 原価企画のための手法
(1) 原価見積技法
(2) コスト・テーブル
(3) VE (value engineering)
(4) ベンチマーキングとテアダウン(製品分解比較研究)
(5) 技術革新
6 新製品開発プロセスのマネジメント
(1) プロダクト・マネジャーの仕事とリーダーシップ
(2) マイルストーン管理
① デザインレビュー
② コストレビュー
③ 環境レビュー
(3) 業務進捗管理 (project management)
(4) クロスファンクショナル・チームのマネジメント
(5) 部門横断的活動のマネジメント
7 量産開始後の諸活動
(1) 目標コスト未達時の対応方法
(2) 原価維持活動とカイゼン・コスティング
8 原価企画の逆機能とその克服
(1) 順機能と逆機能
(2) 原価企画の逆機能
(3) 原価企画の逆機能の克服
課題1:3 名から 5名のグループメンバーを集めます。そして、そのグループで選んだ製品
(同種の製品で製造会社の異なるものを最低二つ)を分解し、その比較結果をレポートに
まとめなさい(このレポートは、紙ベースでお願いします)。比較のポイントは、品質、コ
スト、機能、そして環境配慮度です。分解のプロセスを写真でとると、分解プロセスにつ
いてもコメントができます。このレポートの提出期限は、授業最終日です。
課題2:各自が選んだ企業の環境報告書(インターネットで入手できる場合もあります。
掲載されていない場合には、広報に電話をして、環境報告書を請求してください。もし、
環境報告書を差育成していないなら 、その理由も聞いてください。入手できない場合は、
別の会社の環境報告書を入手してください)を読み、
1 その企業が、製品開発にあたって、環境問題にどのように取り組んでいるかをまとめ
なさい。製品開発における環境配慮に関して記述のない会社もあるかもしれません。その
場合には、電話で問い合わせて、なぜ記述がないかを質問し、回答をレポートに書いてく
ださい。
2 環境報告書を読み終えたあとに、感想(製品開発に限定しない)をまとめなさい。
ウエッブサイト:-------http://www.pdffind.com/pdf/31qvem/
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