公的研究費の不正使用等の防止

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資料2-1
公的研究費の不正使用等の防止
に関する取組の状況について
平成18年7月26日
文部科学省
1.不正経理等の問題のあった研究費について
早稲田大学松本教授の不正経理問題については、早稲田大学が4月24
日に調査委員会を設置し調査を実施。現段階において、告発のあった松
本氏の不正経理に係る疑惑について、主要な部分に係る調査結果がとり
まとめられ、文部科学省に報告された。
今後、さらなる精査をした上で、不正とされた研究費の返還等や、関
係者の文部科学省関連の競争的資金制度への申請及び参加資格の制限等
の対応を行う。
なお、今回の早稲田大学における不正経理が生じた主な原因と今後の
対応の方向については別紙1
のとおり。
2 「研究費の不正な使用に関する対策チーム」の設置について

公的研究費に係る不正な使用に関する問題を契機に、大学等における

公的研究費全般の適切な使用の徹底を図るための対策等を検討するため
文部科学省内に「研究費の不正な使用に関する対策チーム」を設置し、
今回の事例や過去の研究費の不正に係る事例等を踏まえ、公的研究費の
使用に関するルールの徹底と研究者の意識向上の方策等について議論を
進めている(別紙2)

本対策チームについては、8月に検討結果のとりまとめを行う予定と
している。
さらに、外部有識者からなる委員会を設置し、本対策チームの検討結
果や8月末に総合科学技術会議がとりまとめる共通的な指針を踏まえ、

大学等における監査の実施基準(ガイドライン)等について審議を行い
12月を目途にとりまとめる予定。


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(別紙1)
早稲田大学の不正経理問題に係る主な原因と
今後の対応の方向
原因


対応の方向
研究資金の支出に関研究資金経理研究費の支出に対す
するチェックシステ体制の問題
る研究室外の者によ
ムが機能していなか
る承認など、研究資
った
金経理体制の強化
消 耗品の調達・検収調達・検収シ物品納入のチェック
があいまいであった
ステムの問題
徹底など、調達・検
収システムの構築
架空アルバイトを見内部監査体制研究室への立ち入り
抜くことができなかの問題
調査も含めた、監査
った
体制の強化
内部の情報伝達が悪告 発窓口、処告発窓口を設置する
く対処が遅れるとと理システム不等、内部告発が遅怠
もに、関係府省への在の問題
なくなされるような
通報が著しく遅れた
告発案件処理システ
ムの構築
当事者に不正行為をコンプライアマニュアル化、講習
行ったとの認識が希ンス不徹底の会の開催等による、
薄であったこと
問題
教職員への遵守事項
の徹底


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(別紙2)
「研究費の不正な使用に関する対策チーム」について
1.目的
「研究費の不正な使用に関する対策チーム」は、公的研究費に係る不
正な使用に関する問題を契機に、大学等における公的研究費全般の適切
な使用の徹底を図るための対策等を検討することを目的とする。
2.検討項目案
○検討項目
・公的研究費の使用に関するルールの徹底と研究者の意識向上の方策
・大学等の内部における経費
の管理・監査体制の整備の方策
・大学等における公的研究費
にかかる報告体制のあり方
・大学等の内部監査の実施基
準(ガイドライン)の作成
・大学等の内部監査の実施状況調査と事後対応
・省内体制の整備
○検討状況
・過去の不正な使用等に係る事例の分析
・大学等への現地調査
・公認会計士との意見交換
・海外事例の分析

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